出っ張っているしみ

 しみには色々種類があります。脂漏性角化症は、少し皮膚平面より出っ張っている、だけどほくろではないしみです。色がほとんど肌色で目立たない人から、黒っぽい場合までいます。
 40歳過ぎるとみんなどこかに持っています。でも多い人と少ない人がいます。どうやら遺伝性があるのか、このしみが多い家系があります。

 白ゴマ(または黒ゴマ)が皮膚に乗っているような、皮膚と接着している面積が小さいのは、スキンタグとかアクロコルドンと言います。商品の値札などをタグといいますね。皮膚についているタグ。そんな感じ。
 この場合は、はさみでちょんちょん切除するのが一番きれいに仕上がります。(おうちのはさみでやらないでくださいね。)

 皮膚にくっついている部分の面積があるものは、炭酸ガスレーザーが一番簡単。
 エムラクリームまたはペンレステープという局所麻酔薬を塗るか貼って1時間待ちます。この1時間でレーザー照射の痛みが本当に軽くなります。全く感じない人もいる。痛みに強い人は面倒くさがり屋ナースのように、麻酔なしでもok。

面倒くさがり屋ナースが炭酸ガスレーザー体験談を書いてくれました。読んでね。照射後の写真付きです。
http://mika-ns.jugem.jp/?eid=305


 照射後の痂皮が目立つのが嫌な場合には、照射直後に痂皮部分を除去して、創傷被覆剤(ハイドロコロイド)で覆うやり方もあります。広い面積にたくさんの時には、痂皮そのものを被覆剤にしておくほうが、いいかなと思っています。
 また反対にひとつのしみの面積が大きい場合(5mmを越すようなもの)には、ハイドロコロイドで覆ってお帰りいただきます。面積が大きいときには、やはり炎症後色素沈着が起きるので、実際にきれいになるには時間がかかります。

 黒ゴマくらいの大きさでしたら、お顔や首の脂漏性角化症で炎症後色素沈着が起こる人は10%くらいで、痂皮がとれた直後からきれいになる人のほうが多いですよ。

posted at 2007/02/23 18:56 | kojitomika |
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