石けんを勧める理由

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 冬になると皮膚は乾きます。皮脂欠乏性湿疹の方が増えます。 過去の記事はこちら

 空気は乾いているし、お風呂は熱く長くなるし(お風呂のお湯で皮脂はとれちゃう)、こたつやホットカーペット電気毛布でも乾いてしまう。

 湿疹があれば皮膚科医師はステロイドなどの処方をします。でも湿疹が起きる前であれば、ご自分の皮脂を落とさないで、そして保湿してねとお話します。

 

 美夏Dr.はもともとはボディブラシもボディシャンプーも使っていたのですが、10年くらい前皮膚科を学び皮膚科診療も始めて、石けん派になりました。「手のひらでなでるように洗うんだよ、香りや刺激のない石けんをそっと使うんだよ」それは敬愛する亀田総合病院の宮崎先生の教えで、忠実に守っています。

自分がアトピーなんだなと(アトピーに特徴的な場所ーー肘や膝の内側などーーには湿疹は出ていないのですが、背中や後頚部はいつも痒い。蕁麻疹も出るし、アレルギー性鼻炎、接触性皮膚炎などアレルギー疾患はそこそこ出ています。RISTは600くらいです。)理解してからは、洗いすぎないように特に気をつけています。

 

 ボディシャンプーがなぜあまり勧められないのか、少々話をしたいと思います。
 ボディシャンプーって使った後その洗剤成分を落とすのにかなりお湯をかけて流さなくてはなりません。(もちろん例外はあると思いますが) 石けんの場合は少し流して、お風呂(ぬるめのお湯ですよ!!)に漬かれば結構ぬめった洗剤成分は流れてしまいます。
 ボディシャンプーは、皮膚表面に残りやすいので身体に残った成分を流そうとするときに、自分の皮脂も落としてしまうんですね。

 当たり前なんですが、保湿剤として処方したり販売したりされているものより、自分の皮膚から出てくる保湿成分のほうが優秀で安全で高機能です。この保湿成分を失わないためには、できればしっかり洗い流す必要のあるボディシャンプーより石けんのほうが向いているように思います。

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