ハイドロキシアパタイトのペースト状補填剤

cerapaste.jpg お久しぶりです。

 今日は頭蓋顎顔面外科学会というのに参加してきました。第27回なので、もう四半世紀続いている学会ですね。

 ランチョンセミナーで紹介があった硬化型骨補填剤セラペーストをご紹介しますね。骨折や腫瘍などで骨が足りない部分があったときに使うハイドロキシアパタイトで、施術するときにペースト状のものを形作って固めて載せるようにして(オンレイグラフト)使うか、または大きなシリンジで注入して表から指を使ってその場所で形作る。粘土をこねるみたいにーー。医学分類上では、人工骨、汎用型、非吸収性になっている。

 レディエッセはハイドロキシアパタイトですが、長時間持続性とされていますが吸収性でFillerです。形成外科医にとっては、Fillerを注射するのも、少し穴をあけてペースト状のハイドロキシアパタイトを注入するのも、やや腫れ方は違うけれど、手技上あまり差がないように感じます。

  会場でもこうしたいずれ自分自身の骨と同化するような物を、異物と呼ぶのかどうかって議論になっていました。だんだん使用する材料も変化してきます。このタイプの補填剤はけっして新しいコンセプトではありませんし、他にもいくつか種類があります。

 ただ自分自身にレディエッセを注入してみて、改めてこうした演題を拝聴するとまだまだ色々な工夫ができるなって思います。 小孔を開けてポケットを作成し骨に接して注入するようにすれば、美容外科で使うのにもとても良い材料ですね。

 最近では再建の手術なんてすることがなくなってしまいました。こういう学会に出席すると、古巣に戻ったような、わくわくするような、そして少々後ろめたいような気持ちになります。

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