美術の最近のブログ記事
何かちょっとおどろおどろしいような、それでいて魂をゆすぶられるような、そんな予感がします。
閑話休題 ポスターからの連想
この火の色はなんだろうか、これは原始の昔に焚き火を囲んでいた記憶の火と同じだろうか。
学生の頃フロイトやユングを読んだ時期があります。ユングによれば心の構造は、自我、個人的無意識、集合的無意識、ペルソナ(社会規範)に分かれます。 人類の心に共通にある普遍的な心の構造が集合的無意識です。個人の経験だとか、人種民族を超えたヒトに共通な心の形、記憶。夢や神話のパターンからあるとされた心のひとつの構造。
ちょっと不思議な火の色を見ていたら、この火はまだヒトが文明というものを持たない時代に、夜に焚いた火の象徴だろうかーーそんな事を考えました。
妙心寺は1337年に造られた京都のお寺です。広大な敷地に、多くの塔頭寺院(たっちゅうじいん)があります。
その歴史あるお寺の宝物が、上野の国立博物館で3月1日まで公開されています。妙心寺展は こちら
目的は 狩野山楽筆 龍虎図屏風(りゅうこずびょうぶ) 右の屏風では竜が強い風とともに舞い降りてきています。草木はなびき、虎の威嚇するフーッという音まで聴こえてきています。この時代ヒョウがメスの虎だと思われていたんですって。虎はそのヒョウをかばうように牙をむいています。 全幅の写真は こちら 下の方です。
もう一つ これも同じリンクの下のほうにある 白隠慧鶴筆による達磨像(だるまぞう)。とても筆に動きがあって、迫力のある達磨さんです。
この記事を書くのにあたり、妙心寺についてネット検索をいたしました。妙心寺のことも全く知らなかったし、不信心者で、日頃丁寧な生活をしているわけでもありません。妙心寺派の教えとして、ネットに出ていた次の言葉は心に沁みました。 元のウェブサイトは こちら
妙心寺派の生活信条
一日一度は静かに坐って 身と呼吸と心を調えましょう
人間の尊さに目覚め 自分の生活も他人の生活も大切にしましょう
生かされている自分を感謝し 報恩の行を積みましょう
信心のことば
わが身をこのまま空なりと観じて、静かに坐りましょう
衆生は本来仏なりと信じて、拝んでゆきましょう
社会を心の花園と念じて、和やかに生きましょう
私が最初にピカソの絵を見たのは、高校生の時名古屋の美術館に巡回してきたピカソ展でした。
それまでキュビスムが何であるか、中学の美術で教えて貰った知識だけ。当然どうして人の体や顔をあのように描いたのか分っていなかった。
会場に、習作だったかどうか覚えていませんが「ゲルニカ」がありました。強烈な印象に驚きました。人の心のなかに直接入って来て、防御しようにもどうにもならなくて、感情をゆすぶられるようでした。
その後も、折があれば絵画は拝見しています。今回のピカソ展も早い時期から見たかったのですが、ようやく昨日12月3日にお休みを頂き、見に行きました。
ちょうどパリの洗濯船に住み始めた1900年から展覧会は始まります。青の時代ですね。画像はポスターをスキャンしました。1901年の自画像です。
ピカソの絵は画集を含めますと、相当数拝見しています。ピカソはものすごい量の絵を描いています。このピカソの描いた絵を丹念に拝見すると、天才ってあるひとつの道にいくらでも努力を注ぐことができる、ってところが天才なんだって思います。
ブログはどんどん話題が書ける時期と、ネタ切れなのか美夏Dr.の息が切れるのか、筆が止まってしまう時期が交互にやってきます。 書けないのも寂しくて、ちょっと周囲を見回してみたら、筑田Dr.の油絵が目にとまりました。
クリニックにおいでの方はご存じだと思います。 「憩い」と題したブロンズ像の上にかかっている画です。
オンシジウムの黄色がなにか蛍光色のように、光を放ちます。その花が飾られていて、たまたま10年も前でしたでしょうか、私の叔母が当時まだ比較的新しい品種だった甲斐路というぶどうを送ってくれました。その甲斐路の色彩を筑田Dr.が気に入り、画にしたものです。
油絵の具って結構高価なのだそうですが、薄めるのが面倒だとかで、レリーフなみに厚塗りしています。ただこの厚塗りの成果で彩度が高く、オンシジウムのちょっと妖しげな光が印象的です。
筑田Dr.の画は、結構根暗な画が多いのですが、この小品は静かな気品があるように思います。
美夏クリニック http://www.mika-clinic.com には、お気に入りの小品がいくつか飾られています。その中の1枚を紹介します。
画家は谷口金治さん、八王子在住の方で詩情のある絵を描いておられます。
金治さんの絵を始めて拝見したのは、ウェブサイトの記事を拝見すると1993年の銀座のギャラリーの個展だったでしょうか?たまたま筑田先生と銀座をぶらぶらしていて、最初に入ったのが安井賞の展覧会でした。私は日本の絵画の流れには詳しくありません。でもいずれにしても安井賞にあった絵は、少々暗い印象の絵が多く、気が滅入っていました。ある意味印象的だったのかもしれません。
その後地上に出てすぐの朝日ギャラリーにあった個展にひょいと立ち寄りました。金治さんのブラジルの大きな油彩が一杯飾られていました。躍動的で明るいエネルギッシュなブラジルの人と風景!!どちらかというと素朴な印象がありましたけれど、その人や生き物の命の瑞々しさ、生命のたくましさに魅かれました。
その後時にお目にかかる機会があり、いくつかリトグラフや小さな油彩を購入させていただきました。金治さんの絵は、大きな油彩で真価を発揮していると思っています。私の力では及ばず、クリニックにある絵は小さなものばかりです。でも私のお気に入りです。
美夏Dr.は学生時代を松本で過ごしました。この学生時代には時々美ヶ原に遊びに来ていたので、この美術館を訪れていても不思議はありません。1981年開館なのでその時4年生だと思います。でも訪れた記憶がありません。試験などで忙しくなってから、この美術館が出来たのか、それとも他に理由があるのか、忘れているだけなのかーーー。
美術館のウェブサイトはこちら http://www.utsukushi-oam.jp/
箱根の彫刻の森美術館の姉妹館です。信州の高地にあるので、冬季は閉鎖されています。
奥のほうの平野が上田の方です。広々とした高原地帯に点々と彫刻が置かれています。
これはオオバギボウシでしょうか。他にもリンドウやウメバチソウ、ツリガネニンジンなどきれいな花が一杯ありました。
10日くらい前の画像です。
昨日本屋さんで、面白いものがないかなと物色していました。
そこで見つけたのが、いわゆる素材集。クリニックの各種パンフ作成にと思ったのも事実ですが、写真の美しさにも魅かれました。
その中で、一番心魅かれた写真を紹介します。(ライセンス契約というのがあって、ここで公開するのに問題がないのは確認しています) きれいでしょ?
アンモナイトだと思いますが、ほかのオウムガイなのかもしれません。残念ながら詳しくは知りません。
でもこの光沢といい、色の変化といい、自然が造る美しさを語る言葉は知りません。
上野の国立科学博物館には、三葉虫やらアンモナイトやら、種々の化石が本当にたくさんあります。自然の美も色々ありますが、もし興味がおありでしたら、是非行ってみてくださいね。 美夏Dr.は「かはく」の隠れ応援団です。
アートの小部屋はDr.筑田執筆です。
筑田Dr.は子供の頃から絵筆をもったら、時間が経つのも忘れてしまう。どこの都市にでかけても、まず美術館めぐり。美を語れば、話は尽きることがありません。前置きはこのくらいにして、最初の絵を紹介してもらいましょう。Dr.筑田 おねがいします。
美しいものは詩があり、私たちの想像力を刺激し、新しい世界を見せてくれます。
私たちのクリニックには小品ながら魅力ある絵画があります。 今日はその中の一つを覗いてみましょう。
Regent (Edgar画 1970年生 Stockholm、Sweden)この作品に出会ったのは2005年のヨーロッパ血液学会でストックホルムを訪れたときでした。 会議も終わり17世紀の古い町並みが残るGamura Stanの宿に戻り、夕食までの時間を旧市街のギャラリーめぐりしていました。
ストックホルムは芸術家が人口に比例して多く、絵画、ガラスワークなど質の高い作品が多く、いつまでも見あきません。ふとウインドウを見ると変わった作品が目に付きました。
中に入りたくさんの作品の中でとくに面白く思えたのが今回の作品です。 グレイの背景の中で明るい色調は希望と幸せを感じます。 白い鳥は平和を、そして多くのプレゼントを運んでいるようにも見える小包みは、変わり行く時間を覗かせる小窓のようにも見えてきます。
題名はRegent。 希望と幸せをはこぶ人にみえてきます。

最近のコメント
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みな on ステロイドによる酒さ様皮膚炎: 写真の方より多少軽い
dezire on 本日の井の頭公園の桜 4分咲き: 東北関東大震災で被災
つや姫玄米 on 肥満、便秘解消法としての玄米食(Dr.筑田): 玄米が医学的にも良い
dezire on 新年明けましておめでとうございます: こんにちは。時々訪問
整形アドバイザー ぐっち on レディエッセを一年ぶりに追加注入しました: いつも参考になります
Chopin200 on ダン・タイ・ソンのショパンを聴きました: 初めてお便りします。
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