山の薬草の最近のブログ記事
左の写真はウバユリの実。 筑田Dr.はとても野に咲く植物をよく知っています。ひと目見てウバユリだと教えてくれました。
このウバユリの花の画像を探して見たら素敵なページがありました。北信州の道草図鑑のウバユリのページはこちら
右の画像。草木の向こうに赤い実がありました。マムシグサだと思います。正式名は天南星。サトイモ科のこの種類の半夏は漢方で大変重要な生薬だそうです。
マムシグサの過去の記事はこちら
ミヤコワスレ。とても清楚できれい。 と思ったら、筑田Dr.から「葉っぱがミヤコワスレと違う。ノコンギク だと思う。山野にふつうにあるキクだよ。」ですって。今度から記事はDr.筑田に書いてもらおう。
ひとりぼんやり蓼科の坂を下っていて見つけたクリ。
秋の形。実がはじけた音が聞こえるような気がして、思わずニコニコしてしまいます。
蓼科で撮ったルバーブの株です。タデ科です。これがジャムを作ると美味しい。
緑色のきれいなジャムになります。
ルバーブは、蓼科周辺でかなり売られています。
左の写真のような感じ。これを刻んでお砂糖をかけて、白ワインも振りかけて煮ます。 レセピはこちら
ジャムって、購入したものと作ったものでは、お味が全く違うんです。甘味や酸味が、なぜ売っているものは弱いように感じるのかしら?
ルバーブは大黄だそうです。美容によいそうです。その辺りを、筑田Dr.が書いてくれるそうですよ。お楽しみにね
芍薬の花ってとてもきれいですね。昨日の神代植物公園で撮った写真です。漢方薬で良く使われる芍薬の話を書いてくれない?ってお願いしたら、原稿が届きました。筑田先生よろしくお願い致します。
生薬の中で、特に女性に処方される漢方薬の構成薬として芍薬(しゃくやく)、牡丹(ぼたん)があります。昔から六大名花とてその華やかで豪華な点では甲乙つけがたいものです。
この両者は、漢方薬としても美人を作る効果があり、なくてはならない生薬です。芍薬も牡丹も、効能は血液の火を取り除き、血液の滞りを改善し、鎮痛鎮痙作用が有ります。 当帰芍薬散、加味逍遥散、桂枝茯苓丸などは婦人病に処方される代表例ですが、いずれにも両者が入っています。
ちなみに、六大名花には菊、蘭、梅そして蓮が加わります。(太文字にしたら読みにくいですね。きく らん うめ はす です)ほとんど全ての草に、いわゆる雑草にさえ薬効があるのには驚きです。それを知らずに雑草として無視されているのはとても勿体無い。 私たちが、自然の恵みで生かされている事に感謝です
都立神代植物公園の今盛りのバラと芍薬を見て、父と花のことを思い出しました。
父は花が好きで、定年後は朝から暗くなるまで庭の花の世話をしていて、食事の時に母や、妹に呼ばれて家に入るのが常でした。 花を見、庭木の世話をしているのが健康のためにとてもよかったようで、90歳まで元気でゲートボールも楽しんでいました。
父を見て育った影響か、もともとの遺伝子のなせる業かわかりませんが、私も子どもの頃から花も木もとても好きで、山で見つけた珍しい花を父の庭によく植えたものです。 今もその習性は続いていて、土地があれば様々な木を植えずにはいられません。 数十年後どうなっているか想像するのはとても楽しい気持ちになります。
この様な経過もあり、漢方の生薬を見たり栽培したり、味わってみたりで楽しんでいます。
美夏DR.から そうか、美夏Dr.がさえないのは、筑田DR.が好意で処方してくれた桂枝茯苓丸もロクに飲まないせいかしらん?そういえば、なすびNs.には努力を怠って美しくなろうなんていうのはとんでもないって叱られてましたっけ。最近なすびに怒られていないので、どうも緊張感が足りないようです。びわの花が盛りの時期です。
花は地味であまり目立ちません。 むしろ葉の濃い緑と力強い形が見るものを引き付けます。
漢方薬としては琵琶葉として使用されています。 春に葉を収穫し、天日干しします。薬効成分はタンニン、アミグダリン、ウルソール酸ですが、鎮咳、去痰、消炎、健胃作用が有ります。
鴨川の野山を歩いていて、枇杷の花を見つけたDr.筑田はすばやくカメラに撮っていました。山の薬草ではありませんが、便宜的にそのカテゴリーに入れました。千葉県は長崎と並んで、枇杷の産地です。
9月17日に霧が峰に行って見ました。
高原の楽しみは、風の匂いで季節を感じ、草木を見つけたり、湿原の位置を推測したりーーー五感を開放し自然の中に溶け込む事です。
同じ場所でも季節ごとに咲いている花も変わり、飽きる事はありません。 草花を見て自然の造形美にいつも感心します。それでも、ついその薬効は何かと考えてしまいます。
今回八島湿原で特に目に付いたものに山トリカブトとマムシ草があります。
トリカブトは烏帽子のような形をした青紫色の花ですぐ目に付きます。名前が示すように特徴的な形で、一度見たら忘れる事はありません。
トリカブトは、かつてアイヌの人々は熊狩りにその毒を利用したほどで、花、葉、根に猛毒を有し、間違ってもそのまま口に入れないように注意が必要です。 春先に山菜とりの際、おいしいモミジガサやニ輪草と若草はよく似ているため間違ってこのトリカブトを食べ、死亡した例もあります。
しかし、トリカブトの毒は扱いようでとても重要な薬となり、漢方薬ではなくてはならない存在です。 薬として用いる時には、トリカブトの根(附子)を蒸して乾燥し毒を弱める必要があります。 附子の薬効は血液をめぐらせ体を温め、痛みを取り去ります。 真武湯、麻黄附子細辛湯などにこのトリカブトが入っていて、寒気を感じ、節々に痛みを覚える体力の低下した人によく処方されます。
西洋薬では手に負えないこじれた風邪などに劇的に効く事があります。
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