冬のスキンケアの最近のブログ記事
あんか、湯たんぽ、カイロなど、短い時間に接触しただけならば何も起こらない程度の熱に、長時間熱せられて起こるやけどです。
ぱっと見た感じでは、軽いやけど。なのに時間が経つと余計に傷が深くなってゆくように見える。じっくり焼きしめてしまった感じ。知覚が鈍くなっているとか、酔っ払っちゃったとか、何か熱い事に気がつかない理由がある場合が多いはずなのですが、時に元気な若いお嬢さんでも拝見することがあります。
火だこも低温熱傷も、そんなに危険とは思えないくらいの熱で起こる皮膚の損傷です。今の時期には時々拝見します。どうぞお気をつけてくださいませ。
一応対外的には薬も化粧品も必要十分最小限にというポリシーのもとに、本音は面倒くさいのは嫌よ。簡単なのが一番という美夏Dr.の朝夕の肌の手入れ方法について書きます。
ちなみに乾燥肌です。
身体はほとんどアトピー、ほとんどというのは膝や肘などの特徴的なところは湿疹が出ないのでーーー。背中なんかは口の悪いスタッフから (センセみたいにならないためにはーーー、なんて言われてしまうくらいに炎症後色素沈着と苔癬化というのですが、慢性湿疹状態です。)
おかげさまにて、湿疹の治療の結果を見るには不自由しません。筑田Dr.じゃあないけれど、自分が皮膚疾患を抱えていると薬の使い方が良く判って、医師としては毎日自分を実験材料にしているようです。患者さんに、あの使い方は良かったなんて誉められると、思わず皮膚トラブルを抱えている医師でよかったなんて感じてしまいます。)顔は、しつこく書いていますけれど3年前から肝斑持ち。しわはここのところ美夏クリニックダイエットクラブが休止状態になっているのを受けて、まんまるであまり目立ちません。(本当にアホかって所です。)
前置きはさておき肝斑といえば、まずはハイドロキノン。長期使用は不安があると思いつつも使わないとやはり黒くなるので、毎日2回塗っています。
ジェイメック販売の1.9%の「ナノHQクリーム」。のびが良くて10gで2-3ヶ月持ちます。肝斑の部分に洗顔の後ちょんちょんと置いて、薄く広げています。
ちなみにトランサミンはコンプライアンスが悪い(真面目にちゃんちゃんと内服するのが苦手。つまり忘れてしまう)のと、梗塞リスクが怖くて内服していません。美夏クリニックでは患者さんにも梗塞リスクについてお話しないで処方することはありません。多分美容系クリニックで一番処方量が少ない!!
肝斑が黒くなってくると、トリプルAジェルやらトレチノイン療法やらビタミンAでメラニンを追い出す治療をします。それでアウトドアで真っ黒になって、泣く羽目になったのは数知れずーーー。
ずいぶん寒くなりましたね。
お風呂は熱く長くなり、空気は乾いているところへ、さらにエアコンで乾燥するせいか、皮膚科の診察室は、皮脂欠乏性湿疹の方で一杯です。
筑田Dr.の足もかさかさで粉をふき、せっせとクリームを塗っているそうなのに、まだ乾いています。お子さんたちの頬も白く乾燥しています。アトピー性皮膚炎の方で急に悪くなったとおいでの方もいます。美夏Dr.は乾いて痒いのですが、顔は大丈夫。トレチノインで多分丈夫になっているのだと思います。
まず乾かさないで、次に保湿して、それでも痒ければお薬を使いましょうね。
しつこく再掲します。
1、お風呂はぬるめのお湯で短い時間にしましょう
2、身体を洗うには、香りのない余分な成分の入っていない石鹸を手のひらで泡立てて
3、ナイロンタオル、ボディブラシは避けて、手のひらで優しくなでるように洗ってください。
4、背中も手のひらで洗うと、肩関節も柔らかくなって、一石二鳥です。
5、お風呂からあがったら、タオルで押し当てるように軽く拭きましょう。
6、乾きやすい人は、ここで保湿剤を。かぶれないお好みの乳液やクリームを。価格の高いものよりも、返って値段の安い余分なものが入っていないものをお勧めしています
皮膚ってバリアです。外の環境から内なる自分を守る防御壁が本質です。
そうすると理想の皮膚って、これかなあとスタッフと選びました。
水はしっかりはじき、外からの侵入物を弾き返す。
ナースWは、「若い頃は水が玉になってころころ落ちたのよね」と、隣でぶつぶつ。楊貴妃の皮膚ですよね。
このところ急に寒くなって、皮膚が乾燥して痒くて仕方がないという患者さま(皮脂欠乏性湿疹)がたーくさんおいでになります。
バリアは皮脂と細胞としては生きていない角質細胞から出来ています。このバリアを破綻しないためには、どうしたら良いのか?昨年の記事を再掲します。
1、お風呂はぬるめのお湯で短い時間にしましょう
2、身体を洗うには、香りのない余分な成分の入っていない石鹸を手のひらで泡立てて
3、ナイロンタオル、ボディブラシは避けて、手のひらで優しくなでるように洗ってください。
4、背中も手のひらで洗うと、肩関節も柔らかくなって、一石二鳥です。
5、お風呂からあがったら、タオルで押し当てるように軽く拭きましょう。
6、乾きやすい人は、ここで保湿剤を。かぶれないお好みの乳液やクリームを。価格の高いものよりも、返って値段の安い余分なものが入っていないものをお勧めしています。
写真の理想の鋼鉄の肌も、金属のブラシでこすれば、表面のワックスははげちゃうし、塗装面も傷がつきます。もともとの皮膚の仕組みを大事にして、必要ならば保湿する、必要ならば薬を使いましょう。
新車を金属のタワシでこすると傷になります。あなたの皮膚も優しくこすらないように洗ってね。「高等霊長類はもともと水が嫌いである」という話を以前お聞きしました。水を怖がるのですって。
冬になると大人でも皮脂欠乏性湿疹の方が増えます。膝から下や肩などがかさついて痒くなり、湿疹病変ができる。美夏Dr.もすぐ乾く。
冬になると普通の屋外の空気も乾いているうえに、エアコンでさらに湿度を下げ、寒いからお風呂の温度を高くし、長めの入浴をしてしまいがちです。小さいお子さんには、肩までお湯にちゃんと浸かって10数えてなんてしていませんか?
かわいいお子さんなので、さらに毎日のようにタオルやガーゼに石鹸やボディシャンプーを使って、磨きたてていませんか?
皮膚は垢となって落ちる前の角層と皮脂で覆われて、本来身体を守るバリアをさらに補強しています。このバリアを壊さないように、身体にもともと備わっている外の環境から身を守る仕組みを大事にするように、していただけたらなと、いつも感じています。
最初の文に戻りますと、生物として身体を考えた場合に、毎日高い温度のお風呂に入り、身体を洗いすぎるのはナンセンスだということです。
私たちは(成人であれば化粧も含め)、生活習慣でわざわざ身体本来に備わっている恒常性を壊しています。
特に小さなお子さんは、それを避けるすべを持ち合わせていません。どうぞ子供さんが、「熱いよ、早くお風呂出たいよ」と言っているのに、あと10数えてねとか、むやみに磨くように洗いたてるのは止めてくださいね。
以前の記事を再掲しておきます。
1、お風呂はぬるめのお湯で短い時間にしましょう
2、身体を洗うには、香りのない余分な成分の入っていない石鹸を手のひらで泡立てて
3、ナイロンタオル、ボディブラシは避けて、手のひらで優しくなでるように洗ってください。
4、背中も手のひらで洗うと、肩関節も柔らかくなって、一石二鳥です。
5、お風呂からあがったら、タオルで押し当てるように軽く拭きましょう。
6、乾きやすい人は、ここで保湿剤を。かぶれないお好みの乳液やクリームを。価格の高いものよりも、返って値段の安い余分なものが入っていないものをお勧めしています。
posted at 2007/02/14 10:44 | kojitomika |
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美夏Dr.は皮膚が乾燥いたします。アトピー性皮膚炎と診断してよいかどうかは微妙なところ。つまり蕁麻疹やアレルギー性鼻炎があり、RASTという免疫グロブリンEを測ると600くらいあって、しっかり反応しています。いわゆるアレルギー体質。
ただアトピー性皮膚炎の診断基準のうち、「アトピー性皮膚炎に特徴的な湿疹が特徴的な場所に繰り返し出現する」という部分がやや曖昧です。
年末年始に赤倉で、あまりにも気持ちの良い温泉で、つい1日に2回とか3回とか入ってしまいました。この赤倉ホテルの露天風呂は、これまたとても快適です。そうしたら、3日目くらいから、ひざの下の前面が痒い。布団に触るとヒリヒリする。赤みを帯び、地震のときの地割れみたいに皮膚の表面が割れ、場所によってはさめ肌になっていました。
そうです、教科書的な皮脂欠乏性湿疹でした。写真を撮っておけばよかったですね。
posted at 2007/01/10 12:22 | kojitomika |
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美夏クリニック http://www.mika-clinic.com/ のナースたちのブログは面白いですね
まず面倒くさがり屋ナース http://mika-ns.jugem.jp/?day=20061119
今からの時期、踵はどうしても厚くなり、かさかさと白く、ひび割れまでしてしまい気になります。時々角質増殖型白癬と言って、水虫のひどい症状ではないかとおっしゃって受診される方もおいでです。かかとのお手入れが 「女を捨てているか、まだ女であるか」 の指標であるとは驚きました。
サリチル酸はピーリング剤の一種で、BHAと呼ばれます。対して、グリコール酸や乳酸などフルーツ酸をAHA(α-hydroxy acid)と言います。
サリチル酸ワセリンという軟膏を時々処方しています。かかとや肘、座り胼胝など皮膚の厚みがある程度薄くなります。厚みよりもかさつきが気になる場合には、ウレパールやケラチナミンなど尿素入りのクリームのほうが使いやすい印象があります。
皮膚が厚くなるのは、体重がかかるとかこすれてしまうなど、皮膚にとって負荷がかかっている証拠でもありますので、厚みを必要以上に削ってしまうと、皮膚としては弱くなります。
手の手入れについては、ナースBナスが書いていましたね。
http://mika-nasubi.jugem.jp/?eid=83
手のアンチエイジングはなかなか難しい。しみ抜きでは、光治療が効く場合には結果がよいのですが、萎縮性のしみですとなかなかレーザー治療もトレチノイン療法なども効果的なものがありません。フラクセルという剣山のようにエルビウムレーザーを当てる治療に期待がもたれていますが、まだきちんとした結果の発表はないようです。
美夏Dr.は、痂皮(かさぶた)がトラの縞状にできるほどフォトセラピー(メディラックス)で幅のある光を強烈に照射し、左手背は結構成績が良かったのですが、その後は今ひとつ。トラ縞は3週間くらい定着していますので、ものすごく恥ずかしく、その後照射する気になれませんでした。
今回デモでオーロラという機種を照射してみましたところ、一部分は改善傾向にありそうですが、色の薄いしみは全く反応していません。
はりのない手の甲にはメソセラピーでヒアルロン酸とビタミン剤を注入するのも、ひとつのやり方です。繰り返しが必要ですけれど。
手のスキンケアは、また別の日に詳しくお話したいと思います。本日は、保湿剤のお話を少々します。
市販されている保湿剤を大きく二つに分けると、尿素の入っているものと入っていないものに分けることができます。
尿素の入っている製剤は、かさかさしている皮膚をしっとりさせるには良いのですが、ひび割れやあかぎれなど傷がありますと、刺激が強い。傷のあるとき、いつものハンドクリームがしみる時には、尿素の入っていないものを使って下さいね。
それにしても、ナースBナスはハンドクリームに2960円も支払っているのですね。(トリニテイラインというのを、リンクで開いて見ました。)驚いた。私の手が皺くちゃなのは、手術や処置で手を使いすぎたためだと思っていましたが、どうやらそんな問題ではないようです。
「女を捨てている」部類のようで、がっかり。それでも今週から毎日保湿剤は塗っていたのですがーーー。
posted at 2006/11/21 21:02 | kojitomika |
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冬になると、皮脂欠乏性湿疹といって、皮膚が乾き痒くなる患者さまが増えます。皮膚はだいたい6週間前後で、ターンオーバーします。つまり6週間で新しい皮膚に生まれ変わります。毎年冬に痒くなる方は、今の時期から冬に向けたスキンケアが必要になります。
皮膚は、皮脂が覆っています。車で言えばワックスのように。
その下には角層とか角質層という垢となって落ちる前の核のない(言い換えると細胞としては生きていない)細胞が並んでいます。車で言えば、塗料の層かもしれません。
この二つは、洗いすぎで簡単に取れてしまいます。
新車を金属のタワシでこすって傷つける人はいません。でも身体をこすって洗うのは、カネのタワシで新車をこすって傷を作るのと同じようなものかもしれません。
もともと皮膚は外界から自分自身を守るバリアです。そのバリアを守るためには
- お風呂はぬるめのお湯で短い時間にしましょう
- 身体を洗うには、香りのない余分な成分の入っていない石鹸を手のひらで泡立てて
- ナイロンタオル、ボディブラシは避けて、手のひらで優しくなでるように洗ってください。
- 背中も手のひらで洗うと、肩関節も柔らかくなって、一石二鳥です。
- お風呂からあがったら、タオルで押し当てるように軽く拭きましょう。
- 乾きやすい人は、ここで保湿剤を。かぶれないお好みの乳液やクリームを。価格の高いものよりも、返って値段の安い余分なものが入っていないものをお勧めしています。
痒くて湿疹が出ている場合には、上記のことを守った上で是非お近くの皮膚科におかかりくださいね
お顔の皮膚でも、こすらないでというお話を以前させていただきました。ご興味がありましたら、こちらも読んでみてくださいね
http://mika-clinic-drs.bblog.jp/entry/308390/
美夏クリニックはこちら http://www.mika-clinic.com
posted at 2006/10/24 15:03 | kojitomika |
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今年の夏は短かったですね。そろそろ秋のスキンケアが必要になってきます。
皮膚にとっては、今頃から暖房が入るまでの時期が、秋のシーズンです。
汗による皮膚のトラブルの多かった人にはほっとする時期です。亜鉛華軟膏で汗をはじき、皮膚を保護するスキンケアをなさっていた方は、保湿を考えてゆく時期かもしれません。もともと乾燥しやすい方は、かかりつけの皮膚科においでになって、保湿剤の変更をした方が良い時期でしょう。私のところでは、場合によって、保湿剤は亜鉛華軟膏を中止し、ワセリン基材のものに変更する、またはワセリンを混合するようにしてゆきます。
また、皮膚の色が気になる方は、そろそろ治療に一番良い時期になってきます。色の治療では、レーザーにしてもトレチノインを使う治療にしても、炎症後色素沈着(処置のあと茶色い色がつく)をいかにコントロールするかが重要になります。この炎症後色素沈着の時期に、一番紫外線暴露量を減らすのが、リスクを下げるポイントです。
私も、夏の海で濃くしてしまった頬の色落としに、この夜からトレチノイン療法をしようかと思っています。
http://www.mika-clinic.com/kamoku/geka04.html
posted at 2006/09/02 19:26 | kojitomika |
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